2006.10.31 Tuesday
青木カバンの枯淡シリーズ
「青木カバン」の枯淡シリーズっていうのですが、東京駅近辺で見かけて一目ぼれ。私にはちょっと値段が高いので、その次の東京出張まで悩んだ末に購入。
このシリーズのデザイナーが住職さん兼務ということは後で知りました。住職さんと牛革が、なかなか結びつきませんが、なかなかシンプルでいいですよ。
「枯淡」
なかなか普段使わない単語ですよね。
私などは、カバンを買って初めて知りました。
格好のいい言葉です。
2006.10.29 Sunday
「あせってはだめ、あきらめてもだめ。」
「あせってはだめ、あきらめてもだめ。」
バス停に行く途中に通る、近所の幼稚園に毎日掲げられる標語の一つ。心が動揺しているときに思い出すようにしている。心のバランスをとりましょうと言う事だけど、標語にするとよく伝わります。
「失望しても、絶望しない。」
こちらも、悲しみや苦しみから、立ち直るためにまずは、絶望の前でとどまりましょうという意味合いかと思います。
ヒルマン監督の素敵な「シンジラレナーイ」の一方で、陰惨で悲しすぎる信じられない事件が起こるこの世の中。
人の心をしっかり保つためのきっかけは、標語であれ、スポーツや芸術の感動であれ、とても大切で必要なものだと思う。
2006.10.28 Saturday
良い鞄（かばん）
「いい鞄を持っているなあ」
最新の私のお気に入り通勤カバンをよく褒められる。
カバンを作った職人さんの技量によるものだが、
選んだ私のセンスを褒められたようでなんだか嬉しい。
この年になると褒められることなど少ないのである。
植木等（うえきひとし）に歌われる通りサラリーマンの
多くは、そうそう褒められない。
サラリー・・・（愚痴ブログになるので、ここまで）
2006.10.27 Friday
北海道日本ハムファイターズ おめでとうございます
すばらしい。
プロ野球が盛り下がっていると言っていた人は、あまりよくご覧になっていない方であろう。ＷＢＣでの王ＪＡＰＡＮがレベルの高い戦いで世界一になり、高校野球もこれでもかの熱戦を見せてくれた。
そして、阪神タイガースの必死の追い上げが最も嬉しかったのですが、新庄選手、そして、満員の札幌もすばらしいものを感じます。ライオンズの埼玉、ホークスの九州、マリーンズの千葉、それに続きファイターズの北海道、イーグルスの東北、日本に野球は広まっている。「人の元気」にプロ野球がつながっているのが、なんだか嬉しい。
日本ハムは、新庄選手を中心に盛り上げていたし、ファイターズチームも強かった。新庄選手の引退宣言、金村選手の監督批判と謹慎そして復活、そして今日の日本一。すごい、すばらしい。よかったね新庄選手、金村選手。この二人だけの優勝ではもちろんないんだけど、「人間」を感じました。「人間の何か大切なもの」を感じたんです。
何が、すごい、すばらしいかというと、阪神ファンの私をはじめ、ファイターズファンや北海道以外の人も感動していることじゃないかと思う。
うまく言葉にならないんだけど、感動しました。
ありがとう！
2006.10.26 Thursday
なぜ、どうして？（真理の探求）
「なぜ、どうして」という問いかけは、学生時代の先生から研究に取り組む姿勢として、再三、言って聞かされた言葉。
研究とは、新しい真理を見出すこと。既知の情報を単に整理し編集するだけの行為とは異なる。新しい真理を導き出すことは簡単ではないし、常識や一般論などの知識に囚われていては、新しい真理は出てきません。
先生の指導は、「なぜ、どうして」と自分を追い込むように問うことで、物事を深く探求し、真実を見出すことができるという意味である。
あたりまえだと思っている事象にも、「なぜ、どうして」と問いかけることで、常識として安易に認識していたことが、その姿を変えて、新たな世界が広がることもある。変化を起こすためには常識の否定が必要である。
余談ですが、他人の意見を「なぜ、どうして」と問い詰める行為は、自分自身の無知をカムフラージュするだけの恥ずかしい批判行為である場合が多い。
「おいっ！、一生懸命努力すれば、報われるっていう道徳ぅ！ 奴隷農場で一生懸命に綿花を作って死んでいった人たちはどうなるんだよぅ」（摩邪風に）
単に人を批判するのはだめだが、真理と思われている常識などにも、疑う余地はいくらでもある。
まだまだ、人間社会は完成度が低い。だから、核兵器を所持する国がなくならないし、同じようにテロもなくなっていない。見出すべき真理はたくさんあるし、人間には見出すことができる力がると信じている。真理探究や研究は大切なこと。そこには、人を憎む心は不要である。
2006.10.25 Wednesday
八重桜（愛飲中の芋焼酎）
ただいま、お気に入りの芋焼酎。
八重桜 手づくり（手作りとは・・？）
宮崎は日南の芋焼酎
かめ仕込 かめ貯蔵
芋焼酎らしい味わいで、
すっきりしているが味の構成はそれなりに複雑。
お手ごろ価格でお買い得焼酎と言えましょう！
2006.10.25 Wednesday
古代一壺(こだいいっこ)
久々に画像アップ！
これが古代一壺（六調子酒造）720ml
なかなかおいしいですよ！
2006.10.24 Tuesday
コンテンツという言葉（情報とは何か？ その５）
インターネットが始まった頃にはやった単語
ＣＯＮＴＥＮＴＳ
ホームページで発信する情報の中身をさしていました。
コンテンツ＝情報の中身
という定義です。
媒体によって伝えられる情報の中身をコンテンツと定義してみました。
コンテンツと聞くと、英語そのままに、単に「中身」と訳して、森永製菓のおもちゃのカンヅメを例に缶の中身はおもちゃ、おもちゃもコンテンツかと？ 違いますね。巷間コンテンツとは、あくまでも情報の中身。おもちゃはコンテンツとは異なります。
ここで、定義と類似の行為に分類というのがありますが、分類や定義には限界があります。
例えば、映画。これはコンテンツ？、フィルムという媒体で運ばれる情報が、映画館というある種の媒体で上映されます。そういう意味でコンテンツですかね。でも何を象徴しているかといえば、ある特定の芸術としかいいようがないですね。映画でなくてもコンピュータグラフィックスやマンガも同様です。また、音楽も、ライブは情報やコンテンツではありませんが、ＣＤとなると、コンテンツに変わります。このあたりの定義はスカッといきません。
2006.10.23 Monday
人生の真実
ノラ猫ブログの本来のテーマ。
どこかで既に書いたように思いますが、１３歳の頃に、幼馴染と「人はなぜ生きるのか」「何のために存在するのか」といった人生の真実に関して話をしていた。思春期でしたねぇー、もう１０年以上も前のことです。
問 「人は何のために生きるのか？」
答 「その問を含め真実を探求するためである。」
逆説的でしかないかもしれないが、そんな話をしていた思春期を思い出す。すっかり大人になった今、少しは人生の真実に近づくことができたのだろうか？
いや、まだまだ。全然だな。
１３歳の自分に会わせる顔がない・・・
2006.10.22 Sunday
情報が媒体で活性化？（情報とは何か その４）
お金は、情報であると定義しましたが、かつては、そうでなかったこともありますね。そう、昔は情報ではなかった。
お金は紙幣や貨幣、そしてコンピュータシステムといった媒体で、伝播されています。しかし遥か昔、「金(きん)」などに連動していたときは、単なる情報ではなくお金そのものが貴金属という実態であり、私の定義による「情報」とは異なる存在でした。
人類の歴史上、お金というものが出来て経済が急速に発展しました。そしてそれが、貴金属などの宝石類ではなく、紙幣などの媒体になることで、更に経済は発展しました。
いっきに時間が飛んでしまいますが、コンピュータシステムになって、今のように経済が発達したんじゃないですかね。
2006.10.21 Saturday
情報とは何か？（その３ 情報の定義 事例）
情報は、何か具体的なものごとの象徴であり、形がない。
いくつかの典型例を挙げたい。
（１）お金
・（経済的な）価値の象徴
・媒体は貨幣紙幣やデジタルデータ
（２）財務諸表
上の「お金」とかぶる部分はありますが
・企業の経営状況を象徴
・媒体は紙媒体やデジタルデータ
（３）阪神戦チケット
・これもある種の価値の象徴だけど
プロ野球阪神戦を見る権利の象徴
・媒体は紙（チケット）
とまあ、こんなところですが、情報は無限に存在するものです。ひっくるめて、大雑把に言うと
（４）コンピュータ上の情報！
・およそ、世の中のあらゆるものを象徴する。
電力会社の稼働状況、各家計の電力使用状況など。
個人情報。住所氏名から、給料、納税情報など。
・媒体はコンピュータシステム。磁気ディスクなど。
インターネット上の情報だけでも世の中のかなりの部分を象徴してしまっているんじゃないでしょうかね。
でも、インターネットが始まった頃に新しい単語
ＣＯＮＴＥＮＴＳ
コンテンツという言葉がはやってしまいました。
コンテンツ＝情報の中身
さて、またコンテンツの話は今度
米、麦、芋の焼酎３役揃い踏みで、眠い・・・
2006.10.20 Friday
ペコリーノ・ロマーノ （初めてチーズ）
以前にウォッシュチーズが好きだと書いていました。
http://toka.tblog.jp/?eid=97202
しかし肝臓悪化につき、ワインも控えめにしています。ウォッシュチーズ食べると赤ワインが止まらなくなるので、チーズも控えめ！
でも、ブーランジェリー「コム・シノワ」（神戸・三ノ宮でオススメのパン屋さん）でフランスパンを買うついでに、「ペコリーノ・ロマーノ」を購入。
感じとしては「パルミジャーノ・レッジャーノ」見たいな感じですが、羊さんです！塩分がきついですけど、そのせいか臭いは気になりません。まあまあ美味しいです。でも、どちらかというと料理向きでしょうし、酒とあわせるにしても焼いたほうが良いようです。
2006.10.19 Thursday
情報とは何か？（その２ 情報の定義）
情報を広辞苑では、「しらせ」「知識」とされています。
�，△襪海箸�らについてのしらせ。
��判断を下したり行動を起こしたりするために必要な、種々の媒体を介しての知識。
結論からいいますと、私の定義とは異なります。
私の定義では、情報とは
（１）特定の物事を象徴するもの
（２）情報、それ自身は形を持たないもの
さて、この定義のポイントですが
情報＝象徴
例えば、身長１８２ｃｍ、体重７１ｋｇは、人物の体躯を象徴するものですね。もっと、言えば顔写真の情報は、人物の外観の象徴のひとつ。星条旗のデザインはアメリカという国家の象徴。
形がない
形がないというのは、少し変な感じを受けるでしょうが、情報は、媒体によってのみ、表現されるものなのです。例えば文字情報は、紙媒体や磁気媒体、あるいは言葉としてＣＤやテレビラジオなどの音声媒体で伝えられたり保存されたり、表現されたりします。形を持つのは媒体でしかなく、情報そのものは、特定の形状を持たないのです。
さて、これらを確認していきたいのですが、正直、なかなか難しい部分もあります。
言葉を定義するときには、多くの事例が矛盾なく説明できること、より適切な定義が無いことは要件であります。
このあたりは、いずれまた。
2006.10.18 Wednesday
情報とは何か？（その１ ＳＥと呼ばれて）
カミングアウトしておきます。
すでに、どこかで語っているかもしれませんが
私、元ＳＥです。
ＳＥって、まさか死語
ＳＥ＝System Engineer です。
コンピュータシステムの設計やシステムの開発管理を行う人ですね。
バブル崩壊前後、１９９０年あたりから、そんな仕事をしていました。当時は、ＳＥが不足する時代が来る！なんて、少しはもてはやされたもんですよ、ええ、バブルでしたし、よくわからんベンチャーから、一企業の情報システム部門の新入社員である私ごときに、とりあえずうちに来いなんて、私のことを何にも知らないのに勧誘されたりね。誘われたその時点（1990年）で、バブルを実感しましたね。（笑）
とりあえず、役に立つシステムをつくろうと、日々努力はしていました。１ヶ月以上休みなしで、深夜まで働いたり、徹夜もざらでしたね。給料は所詮サラリーマン、ヒルズ族のそれとは次元が異なります。経営者じゃないとねぇ。ＳＥと三木谷さんとかは全く別物です！
そんな仕事をやりながらも、バブルゆえに、多くの方と夜の交流！ あるとき、某メーカーの方に異業種交流会（当時、流行っていたんですよね。私も一つ、若手ビジネスマン向けのパーティを主催していました。バブルでしたね。）で、何か講演してくれと頼まれました。
発表って、普通のＳＥだよ。某社向けの給与計算システムの説明でもするのか？ 勤怠データの集計プログラムの話か？ そんなものの話をしても面白い訳がない。手でやっている作業をコンピュータに置き換えただけだ。１６年前の私の仕事はそんなものだった。
私の仕事は、一部上場企業（当時）の情報システム部門の若手ＳＥであったわけですが。コンピュータ関係の学校で勉強していたわけでもありません。普通の学生でしたので、その講演のオファーにあわせて、情報システムというものを改めて考えることにした。
そもそも情報って何だ？
すんません。続きは今度。
（古代一壺が体中にまわってきました）
2006.10.17 Tuesday
古代一壺 到着！
いちいちブログに書くのもどうかと思いますが、届きました。１５日に注文したので、２日後ですね。早いねぇ。
ええ、ええ、すでに飲んでいますよ。
飲みながらブログ！
よさそうな店ですので、ご紹介！
酒浪漫うちやま
http://www.rakuten.co.jp/sakeroman/
ちょっと、気になる日本酒も扱っています。
ああ、美味い！
2006.10.17 Tuesday
長期熟成米焼酎「古代一壺」買っちまったい！
ついつい酔った勢いで、ネットで購入
阪神ファンなのに
楽天市場で
楽天でも、まあ、いっか。
ずいぶん前に三木谷オーナーに対抗して、ネット商店街の企画を進めたものの足下にも及ばなかった私。
その楽天に敬意を表して、ということにしておきます。
でも、大丈夫かな、少し安かったんだよな・・・
2006.10.16 Monday
太古一尊（焼酎その５）熟成に取り付かれ・・・
ようやく。
ようやく！
ようやく
ありつきました「太古一尊」
同じ六調子酒造さんの長期熟成米焼酎の「古代一壺」で米焼酎の概念がくずれる衝撃を受け、あれから数ヶ月！
ついに長期熟成麦焼酎「太古一尊」を飲むことが出来ました。（大げさでしょうか？）
ちなみに、お店の方の好意で、１杯目は、昨年発売されたもの。
少し刺激が強いのですが、百年の孤独かそれ以上のものです。少し樽の香りがきついように思いますが、そこは１００％古酒！ある程度やむをえないでしょうか。ウィスキーか何かに使っていたオーク樽かな？
詳しい方教えてください！！
そして、２杯目は、５年前に発売されたもの！
ビンで５年おいても、そうは変わらないだろうと思いつつ、大き目のグラスになみなみ入った「太古一尊」＋５年ものを口にすると・・
参りました。さらにマイルド！百年の孤独を超えていると思う。
スコッチウィスキー仲間である連れ曰く。
「ここまでの味になるなら、いっそスコッチ飲めば？」という言葉は、私も言おうと思っていたこと。３杯目はそれぞれ、「山ねこ」「き六」など頼みました。
結論から言うと、「太古一尊」は美味い！ でも、樽の香りがきつすぎて、スコッチの名品と比べるとどうだろう。ただし、「古代一壺」はイイ！これは亀壺貯蔵なのかな、「太古一尊」のような樽香が無かったように思う。詳しい方、教えてください！
次は、両方を飲むぞ！
2006.10.13 Friday
甲子園最終戦
中日優勝の決まった後の甲子園。
決まる前の方が盛り上がった？
それはそうでしょうね。
でも、もうすでに、十分楽しませてくれた。
最後まで諦めないっていう気持ちをチームと共有した。
落合監督は、優勝決めてから好敵手を「すごい追い上げ」とたてた。
岡田監督も「消化試合の気分になれない」と話した。
球児も投げた。
立浪選手、福留選手、胴上げに参加してくれました。
今日の勝ちはもちろん嬉しいけど、
勝敗にかかわらず、礼を言いたい。
そして片岡選手。素直で謙虚な挨拶でした。
悔しい思いも改めて伝わってきました。
あなたの悔しい思いも含めて、私達は見ていましたよ。
でも、泣いて球場を後にしていたとは知りませんでした。
ありがとう
2006.10.07 Saturday
うまい日本酒！（補足）
これまでに飲んだ美味い酒を昨日のブログに書きましたが、ひとつ忘れていました。
純米大吟醸「松の翠」
オススメです。
この酒は、以前に旅行で京都の「わらびの里」に行った時に料理とともに出てきたお酒。料理も、ねっとりした「からすみ」が前菜に出るなど、とてもおいしかったけど、この酒がまた、華やかな料理に良く合いました。
今度、仕事で京都に行くことがあれば買ってこよう！！
2006.10.06 Friday
久々の日本酒！（コシヒカリ純米酒）
肝機能低下にともない酒量も頻度も激減しており、とりわけ日本酒を飲む機会が少なくなっている。結果、２年ほど前の日本酒が開栓されないまま、おそらくだめになっている。
比較的、最近に飲んだのが、「十四代」。
なんでも、人気が高いらしく、そこらの酒屋では見かけません。居酒屋で、十四代を頼むと、売り切れていた。残念そうにしていると、和服セレブの奥様から差し入れが・・・・。丁重にお断りするも、店長がいいのですというので、お礼を言って戴いた。たしかにおいしい。
学生時代に飲んだ「浦霞」に感動し
「越の寒梅」を飲み
「久保田」が最高と思っていると
「九平次 別誂」に驚く。
その後、「発泡酒」や「にごり酒」に走りつつ
やはり、ワイン、スコッチ、焼酎ばかりになってしまっている。
今日は午前二時過ぎまで残業・・・
晩御飯が“冷凍ししゃも”ということもあり
いただきもののカップ酒を用意した。
月桂冠の純米酒「すべて米の酒」しかもコシヒカリ！
大手酒造メーカーの酒は、地酒通の人には不評であるが、これは案外いける。コシヒカリで作ったとは思えぬほどきりっとしている。まあ、それでも日本酒ですから甘いのは甘いですけど、辛さも感じるのが不思議です。
特に強く勧めるわけではありませんが、たまには日本酒も良いものです。
ノラ猫ブログ！「飲む！食う！」
http://toka.tblog.jp/
2006.10.04 Wednesday
偽善者にすらなれない。
寝不足が続いているため、プチうつ（鬱）
ところで、首相とその親族が大そうな資産家だとか。
「週刊現代」情報ですけどね。
「豊かな者が貧しいものを救う」というのが３０年前に習っていた道徳だったように思う。「今は努力したものが評価される」の方が優先なのか。いや、時代に変化は無く、今も昔も、多くのものにとって道徳は建前であったか。
偽善者を目指す私であるが、例えば苦しんでいる人のために最近行った寄付行為は、新潟の地震にまで遡る。当時は怪しい募金団体が多く出て問題になっていたので、多少権威のありそうなテレビ局に寄付をした。わずかな額である。阪神大震災で、多くの救援物資で喉の渇きをしのいできたことを思うと全く足りない額である。
週刊誌の批判記事などを読むと、資産の多い者は、飢えや病気で苦しむ人のために寄付すべきだなんて思うこともあるが、人のことは言えない。債務超過状態ではあるものの、衣食足りて、美味い焼酎やスコッチを飲んでいる私は、比較することさえナンセンスなほどに苦しんでいるアフリカの子供達のことなど、こうしてブログを書くなどしている一時を除く多くの時間はすっかり忘れているのだ。所詮、私は赤い羽根やコンビニの募金箱に時々小銭を入れて自らの心の安定を図っているだけの人間である。
激しい自己嫌悪
偽善者にすらなれない。
もう一人の自分によく指摘される。「何なんだ、オマエは」
2006.10.03 Tuesday
繊維を摂れ。よく噛んで食べろ。（親父の小言、其の三）
父による、「食と健康」の話は、いくつかあるが
毎日のように語る父の健康に関する薀蓄話の中でも、
繊維を摂れ！
よく噛んで食べろ！
この二つはよく耳にした。
しかし、耳にたこが出来るほど言われると、良いことを言っているとしても、気持ちよく受け止めることが出来なくなるものだ。今風に言えば、「ウザい」という感じだ。成長期になってからは、ゆっくり噛んで食べるというのとは、程遠い食べ方をしていたように思う。
当時の私の認識は、繊維質を、筋張った野菜のことだと思っていたが、その後に大塚製薬から出た「ファブミニ」でそうではないと知る。そのときにはじめて、遅ればせながら、父の言うとおり繊維を摂ることは重要なのだと知った。
さて、多品種少量を食すの実践状況ですが
本日の食事
＜朝＞ソーセージ、チシャ菜
＜昼＞焼きそば、キャベツ、豚肉、高野豆腐、里芋、グレープフルーツ
＜夜＞手羽先、大豆、たまねぎ、にんじん、いんげん豆、じゃがいも、じゃこ、いかなご釘煮、梅干、らっきょう、リンゴ、わかめ、納豆、ヨーグルト、牛乳、きな粉
２４〜２５品目ってとこでしょうか。
おやつの「チョコレートと飴」を入れても３０品目にはなりません。
問題は朝食か、卵とトースト、サラダなど入れてみようかな。
2006.10.02 Monday
美しい国、日本！
昨日に引き続き、わが国の新総理大臣のお言葉について！
今日は、「美しい国、日本」という綺麗なフレーズ。
いや、いいと思うのです。このフレーズだけを見る限りにおいては、否定する要素は、ありませんね。
私の若い頃の夢は（今も夢はありますよ！）、狭義の環境をよくすることでした。例えば、公害をなくすとか、自然を守るとか、そういう仕事をしたいなと思っていました。人も動物も健全に暮らすことの出来る環境づくりに携わりたかったのです。そう、今、思い出しましたが、医師になる夢を諦めた後は、「俺は地球の医者」になるんだって言ってましたね。
その後、経営学と環境管理科学とを組み合わせることで、経済発展（経営）と環境がともによくなる制度作りなんかに興味を持っていました。
結論から言うと、挫折したのですけれどもね。
で、「美しい国、日本」。
言葉の揚げ足を取るつもりではありません。
ただ、具体的な政策が見えぬまま、先に言葉だけが踊っているように思いうのです。それに、右翼的というと大げさですが、ちょっと独善的な響きがあるんですよね。環境を守ることを目指していたものとしては、美を追求するよりも前に、醜さを減らして欲しいですね。
そして、何よりも、人ありて国じゃないのか。国の前に人
この国の人が美しい志を持つようになるための行政と立法を行なうことが大切であって、「美しい国」は、それらの結果として達成されるものじゃあないかな。
私が、役所に入って環境を守る仕事をすることを目指さずに、民間企業でサラリーマンになることを選んだ最大の理由は、サラリーマンになる方が人の生活や気持ちを、よりリアルに理解することが出来ると思ったからだった。夏休みに市役所でアルバイトをしながら環境を守るという仕事を少しだけ体験したが、街で働いている人や住んでいる人の気持ちを十分に理解していないと、本当の意味の「環境」を理解できないと今でも思っている。
安倍首相には、人あっての国ということを理解しておいていただきたいものです。私も「美しい国」をもう少し理解するために、本を読んでみようかなと思う。（読みかけのＷＥＢ２．０が終わってから）
自由な中でも、美しい「心」「志」を持つ国民であふれる国にして欲しいでものすね。
繰り返しになりますが「美しい国」を否定するものでも、揚げ足を取るつもりもありません。むしろ、結果的に「美しい国」になるように、美しい「人の心」であふれる国になるような政策を採って頂くよう、私は総理に期待します。
がんばれ、総理
2006.10.01 Sunday
消費税！逃げず。逃げ込まず。（首相演説）
遅いネタですが、深夜までの勤務が多いため、ろくに新聞もテレビも目を通していなかった。こんなとき、
インターネットは便利だ！
「過ぎ去った時間を取り戻すことが出来る！」というと大げさかもしれないが、おかげで所信表明演説全文を入手できる。
すでに、政治家や評論家だけでなく、多くの方がブログなどで色々と批判していますが、つっこみどころ満載の内容でしたね。
いや、全く、総理大臣ってのは大変だと思います。
総理大臣に同情しつつも、「消費税！逃げず。逃げ込まず。」っていう部分。いったい消費税に関して、どう思っているのかが、さっぱりわかりませんね。逃げずに前向きに検討しますっていう意味でしかないのか？であるならば、国民にわかりやすいように、「一生懸命がんばります。」とだけ言ってくれればいいのに。
かつて、消費税に強烈に反対して代議士になった人が、今じゃ大臣。私も大人。事情は変わるものだと理解はしているが、税金をどこから取るか、誰から多く取るかっていうのは重要な方針。あまりぶれるのはどうかと思う。
新総理にしても「逃げず。逃げ込まず。」では、何の主張も感じられない。
わかりにくい言い方をするのは頭が悪い政治家であるか、
国民は頭が悪いとして、誤魔化しているかのどちらかじゃないか？
ああ、ちょっと口が悪いでしたね。（反省）
新総理に期待していないわけじゃあありません。
美の追求も結構かと思いますが、いきなり美を求める状況でもないでしょう。まずは、「並」「平」を目指してはいかがか、新総理には、泣いている人が少しでも少なくなるような政治を期待いたします。
また、いずれ、このネタ書きます。
