2006.09.30 Saturday
多品種少量を食す(親父の小言、其の二)
種類を多く摂れ。一日30種類以上だ!
父親の健康法の一つである。
むろん、父は何を食うべきかを重視するのだが、その例は枚挙に暇が無い。でも父は、何を食うかと同時に、多品種を食うように求めていた。
そうは言ってもだ、そうそう色々食えるものではない。必要以上に冷蔵庫がいっぱいになるし、種類が増えれば安価なものばかりとは行かなくなるので、食費がかさんだりする。
そこで、小物小皿系で品目を増やすなどしている。
漬物2〜3種類。(梅干、らっきょう、キムチ等)
佃煮1〜2種類。(海苔佃煮、いかなご等)
味噌汁の具。(豆腐、お揚げ、わかめ等)
煮干、ゴマ、しょうが、きな粉、海苔、玉子
果物(リンゴ、バナナ、みかん等)
野菜(ジャガイモ、さつま芋、にんじん、かぼちゃ、いんげん、きゅうり、等等)
これらに、主食のパン、米。
メインディッシュの肉、魚を組合せると、
10種類以上になる!
ちなみに本日は
米、梅干、らっきょう、お揚げ、豆腐、いんげん豆、かぼちゃ、にんじん、きゅうり、じゃがいも、トマト、牛肉、豚肉、イカ、煮干、いかなご、桃、みかん、チェリー、海苔。
20種類!
たりないよーー!
仕方ない、おやつのアイスクリームと飴玉、お茶、アメリカンコーヒー、を加えて、総合ビタミン剤飲んでよしとするか。
いかんやろなぁ
なかなか30種類は大変だけど、体のバランスが取れるのだと思う。
子供の頃は反抗して、牛は草しか食べないのに元気だ!なんて、理屈を言っていたなぁ・・・、反省。
飲み屋なんかでよく見かける、「親父の小言と冷酒は後で効く!」ていうフレーズを思い出すなぁ。
2006.09.29 Friday
虎の狸の・・・(その2)〜阪神の諦めない気持ち〜
2006年9月29日 阪神VS中日(甲子園)
赤星選手、そして金本選手のジャンピン・キャッチ。関本選手の好守。救援投手陣のふんばり、下柳&矢野バッテリーの粘り。
何よりも今岡選手の3点打!
そして、代打に指名した岡田監督の采配!凄い!
データか?それにしても普通は林威助ではないか?
当然ながら、私には監督は無理だ。
というわけで、興奮気味です。
虎の狸の皮算用!プレーオフから逆転優勝への望み
試合 勝 負 分 率 差 残
中日 133 78 50 5 .609 M9 13
阪神 138 79 55 4 .590 2 8
この状況で残り試合が、次のようになれば
試合 勝 負 分
中日 13 6 6 1
阪神 8 6 2 0
セリーグのプレーオフに持ち込むことができる
試合 勝 負 分 率
中日 146 84 56 6 0.600
阪神 146 85 57 4 0.598
まぁ、まだまだ厳しいけど、最後まで諦めない
2006.09.29 Friday
追う立場 〜阪神タイガースのポジション〜
ここのところ阪神もめちゃくちゃ強いけど
中日は、更に強い!
福留選手、ウッズ選手の勝負強さもすさまじい。
ペナントレースも大詰めを向かえて、
ここまで楽しめるとは、幸せであると思う。
結果としての優勝は魅力であるが
プロセスとしての必死の戦いこそが価値がある。
はたと気づいた。
2003年の首位で逃げ切る阪神は、とても頼もしく新鮮だった。
でも、上位を目指して、必死に追いすがる姿こそ阪神らしいし、みていても楽しめると感じるのは私だけじゃないと思う。
これは、弱い阪神が好きというのではなく、低い位置にいても必死で理想的な姿になろうと願い、上を目指して努力するところに、より大きな価値を感じるということ。
これは、関西人の心理か? いや、必死に米国にくらいつき奇跡的な復興と経済成長で敗戦から立ち直った日本のDNAが共通に持つ思いに通ずるものではないかと思う。この価値観こそが阪神ファンの基本的な心理構造なのだと思う。弱いのではない、どんなときも上を目指す志に私達は共感しているんだ。
中日ドラゴンズの後塵を拝しているのは悔しいが、
諦めずに追いすがる今がもっとも阪神の魅力
が強くなっているのだと思う。
2006.09.28 Thursday
井川投手の涙
エースらしい見事な完投勝利の後の涙。
涙の真意はわからないが、相当に影で努力してきたのだと思う。
口下手ゆえに、真剣みが無いとか、誤解されて損をしている純朴な青年。でも、パフォーマンスは下手でも、彼は誠実に努力していたことが確認できたと思う。
髪を切れとか、本質的でない無体な指摘をする者さえいた。伝統的に野球界には長髪を嫌う傾向があるのはわかるけど、野球界OBあたりが、そのようなことを言うのは、違うだろう?
私は井川ファンですが、ちなみに同じく口下手な福原投手も大好きです。不言実行は日本人の美徳。メディア全盛の今時の若者には見かけないタイプ。
これからもがんばって欲しいものです。
2006.09.27 Wednesday
虎の狸の皮算用!プレーオフから逆転優勝への望み
こういうものは、数えたりせず、一戦一戦を楽しむもの!
というのは、わかっちゃいるけど、やめられない。
捕らぬ狸の皮算用
試合 勝 負 分 率 差 残
中日 130 76 49 5 .608 M11 16
阪神 135 76 55 4 .580 3 11
この状況で残り試合が、次のようになれば
試合 勝 負 分
中日 16 8 7 1
阪神 11 9 2 0
勝率は中日だが、勝ち数は阪神が勝りセリーグのプレーオフに持ち込むことができる!
試合 勝 負 分 率
中日 146 84 56 6 0.600
阪神 146 85 57 4 0.598
まぁ、可能性はあるけど、相当に厳しいですね。
今日の中日の勝ちは大きい。
でも週末に3タテすれば可能性はぐんと高まります!
最後まで、諦める必要は無い、全く無い!
絶対に最後まであきらめない!
しかし、パリーグはすごいことになっている。
最後までどっちが一位通過するのかわかりませんね。
2006.09.26 Tuesday
焼酎(その3?4?)
随所に焼酎ネタを書いているうちに、番号がわからなくなった。まあ、いいか。
「尾鈴山・山ねこ」
俗物根性からのグルメゆえ、新しい酒ばかりを求めがちだけど、駅前の居酒屋で「尾鈴山・山ねこ」を発見。飲むのは二回目だけど、あらためて素敵な香りである。女性にもお勧めですね。次は、この酒と魔王と飲み比べてみたいと思います。
ついつい頼んでしまったのは、黒糖焼酎35度のまずまずのもの、でも、黒糖焼酎の真価が未だに感じられないのです。やはり長期熟成のものに手を出すしかないか・・・。
麦焼酎「百年の孤独」、球磨焼酎「古代一壺」と長期熟成が、今は楽しいので、次に何か新しく出会えば、また焼酎書きます。
2006.09.23 Saturday
酢を飲む(親父の小言、其の一)
「バカとケチとナマケモノは酢を飲まない」
正確なタイトルは忘れたが、中学生くらいの時だったか、そんな名前の本が家にあった。怪しげな健康本であると思いつつ手に持ってみていた。
大正15年生まれの父は静かに、「本の題名は品がなけど、書いてることは良い」と、何も言ってない私に説明した。
農家で鶏を飼っていた父は、生き物に関する調査研究意欲が旺盛であり、質の高い仕事をすることに意欲的だった。父は健康にうるさく、必ずしも正しい知識ばかりでないように思うが、ある程度、経験と見識に基づいた一家言を持っていた。
鶏の飼育に基づく知識であるが、こまめにデータを取っていたようで、食生活や日当り、運動量などによって、産る卵の数や体躯、寿命などから学んでいたようだ。農業での成果をたいへん誇りにしていたが、当時は零細農家の末期であった。地鶏や健康卵、無農薬野菜など、その時代は、高価なマイナー食材であり、田舎には販路が無かった。
父に連れられ、大規模養鶏場の見学に行ったが、薄暗い鶏舎に、小さな団地のように縦横に並ぶ雌鶏が生み出す卵が、ベルトコンベアで運ばれていた。さながらそれは「卵工場」であった。健康な卵とそうでない卵があるなど想像もできなかった私は、次々と流れてくる卵を見て、子供心に、うちの父は負けるのだと確信した。
その後、父は脱農。仕事を失った。1960年からの大きな流れが、1970年代に入って我が家にも襲ってきたのであった。ちょうど父の失業中に年の離れた兄は過剰な期待をうけつつ大学に進学。父は母と、大学生と10歳ほどの私を抱え、必死に次の仕事に取り組んでいたが、農業に向けていた情熱とは別物であったと思う。そのせいか、健康に関する関心が鶏から人に向かっていたようだ。
30年前の我が家にはクエン酸と夏みかんに若干の甘みをつけたジュースがあった。クエン酸など今でこそ体にいいともてはやされているが、それほどおいしいものではなかった。でも、それは私のジュースだった。
酢が体に良いということは、健康ブームの今は半ば常識であるが、30年前なので、先取りしていたほうであろう。
当時の父の年齢に近づいた私は、好んで酢をとるようになっている。
2006.09.22 Friday
完全知識(2) 〜価格コムと楽天市場〜
完全知識については、(その1)でも触れていますが、ミクロ経済学の市場価格形成メカニズムの前提という話でした。ちょうどホームページ作りが流行りはじめた1997年頃、私も「完全知識ホームページ」というのを立ち上げてネットがいかに知識の宝庫となっていくかを見定ましたが、すぐに具体例と出会うことになりました。
価格コムは、その当時、秋葉原のどこでパソコンを購入すれば一番安く買えるのかがわかるサイトでした。実際には大手販売店は掲載していなかったりするのですが、それでも、何軒も電気店を回ったり、見積もり取ったりすることなく、おおよその最低価格がわかるのです。ずいぶんと役に立ちますし、当時私は、インターネットによる完全知識の実践の典型例として注目していました。楽天市場も同じように価格比較に使えますし、こちらは、その場で購入も出来ます。そして、その後の彼らの急成長はご存知の通りです。
「わが意を得たり!」って感じでしたね
電気製品は、どこで買ってもモノは同じなので、少しでも安いところで買いたいもの!いよいよ完全知識マーケットの出現かと思っていました。
しかし!
私は、Joshin(上新電気)で購入している。阪神ファンゆえに上新電機という事情もあるが、石丸電気で購入する人もいるだろう。
なぜか。
現実社会は、それほど単純ではないということ・・・
(1)ポイントカードの会員である。
(2)サポート体制が充実。
(3)アフターサービスがしっかりしている。
(4)現物を見てじっくり選ぶことが出来る。
(5)近くて便利。
(6)価格交渉の余地がある。
実際には、価格が少々安いという目先の話だけで判断しない人は多い。上の6項目だけでなく世の中は複雑になっている。やはり理論と実践は異なるようだ。家電量販店に来る客には、「価格コム」を見て来る人も結構いるそうだが、無店舗販売に近いショップと、サービス充実の量販店では価格が異なって当たり前。
それでも、最安値情報だけでなく、かなりの知識・情報を消費者に提供している「価格コム」の与えた衝撃は小さくない。そして、ネットのすごさは低コストであること。多くの場合、こうした情報が無料で入手できるのである。(最近は個人情報の登録などを求められたりするが、でも無料がほとんどである)
商品価格というのは、あまりに身近な例であるが、学術情報や社会の様々な情報が大量に、そして徐々に効率よく得られるようになってきている。私は、このITの与える一つの大きな動きを「完全知識に向かう」と呼んでいる。
どうも最近は文章が長くていけない。次は、完全知識の事例をあげようと思いますので、参考になるコメントをお待ちします。
2006.09.20 Wednesday
ハブ酒(奄美大島ハブセンター)
グルメネタというよりも健康ネタでしょうか。
これまた、いただきものですが、健康にいいということで、疲労回復になどとお勧めされました。ハブって南国の生き物ですから、出くわしたことはありませんが、マムシ(私の田舎じゃハメとも言う)のすごい奴という認識です。実際、私の父までは、マムシをとっつかまえて、毒を吐き出させ、老廃物を出させた後に、焼酎につけていました。
人間は生き物を口にしないと生きていけない罪深い存在とは言え、子供心に、ここまでしなけりゃならんのか、と少々疑問でした。でも今は、自給自足に近い生活であり自然とともに生きてきた父には、それなりの生き方があるのだと理解できるようになりましたけどね。
さて、気になるハブ酒の味ですが、焼酎は泡盛でしょうか?あまり、焼酎そのものの香りは強くないですね。代わりにというか、仁丹のようなハーブ系の香りがしますね。頭の中に「ヘビ」が浮かぶので、先入観なく判断することが難しいですが、不味くはありません。でも食べ物とは、あまり合わないように思いますね。
さあ、後は健康になるのを待つばかり!
2006.09.19 Tuesday
安全でエコなエレベーター
抽選で当たったのだったか、子供が科学教室なるものに通っている。講義やらなんやら色々あるらしいのだが、自主工作のテーマを「安全でエコなエレベーター」に決めて、少しずつ製作に取り組んでいる。「安全」は、例のシンドラー社の事件からで、「ECO」としたのは、流行であることと単にどこかに太陽電池を付けたかったためのようである。
エレベーターの閉じ込め事故等は、停電などによりあるにはあったが、あの事故までは、死亡事故を想像することはできなかった。
これだけ科学技術が進歩し、豊かな生活が当たり前になっているのに、歴史の長いエレベーターで死亡事故
人類は本当に進化しているのか
人類の進歩あるいは進化の指標が何なのか知らないが、資本主義社会においては経済価値かもしれない。確かに名画にはウン十億の値段が付き、画期的なパソコンOSを開発した方は100億規模の長者である。
(余談ですが、私は価値の基準を金に置くことを「銭本位制」と呼んでいる)
それにしても、もしも経済的価値が「人類の進化」の指標であるならば、社会制度に不備はないのか? 企業であるのだから、安全のクオリティを落としても、そのリスクを原価なり開発費と比較して粗利益が最大となるように、きっちり判断しているのであろう。このような制度下では、安全を軽視する経営判断を行えないようにしないと困る。もっとも同社はリスクヘッジの保険やらでは、とても取り返せないだけの社会的責任を取ることになるだろうから、これはこれでシステムが機能しているのかもしれない。しかし被害者は戻らないし、同社の中でも誠実に働いていた方々も気の毒である。
子供が言うには、計画中の設計では、エレベーターの停止装置が故障したとしても、もう一つの安全装置で止まるんだとか。うんうん、まあいいんじゃないか(親バカ)
安全にはコストがかかるが、コストとリスクを天秤にかけリスクをとる経営判断は日常的に行われている。そのバランスをしっかりとるのは行政の役目である。一般消費者には消費財の持つリスクの大きさや確率などわからないし、そもそもリスクなどないものと思っていることもある。安全だと思い込んだり、マスコミに煽られて必要以上に神経質になったりしている。行政には、こと安全や健康に関してだけは、しっかりして欲しいものだ。
経営判断とは別に、仕事に対する誠実さというものは減退していないだろうか、安全を維持する人の多くは経営者ではなく従業員であるのだから、そのモチベーションは重要だ。その従業員のモチベーションが下がっているのか価値観が変わっているのか、仕事への誇りや社会的責任感が薄くなっている気がするのは私だけでしょうか。
2006.09.18 Monday
完全知識(その1)
「完全知識」という言葉を知ったのは、単に東京へ行きたいというだけで進学し、受動的に講義に出ていた頃のこと。
そう、これは経済学の用語。とはいえ、ろくに勉強しなかった私である、とりわけ経営学部に在籍していたころは、仕方なく授業に出て、仕方なくレポートを書いていた。今もそんな学生がいるんじゃないだろうか。
あるとき、漠然としたテーマの経済レポートが夏休みの課題で出される。適当にケインズやマルクスの本を購入したが、5ページも開くと、ノックダウン。やむなく高校時代の友人に助けを求めると、推薦されたのがアダム・スミスの「諸国民の富」
これら数冊の読むに耐えない難解な文字列の中から、適当に言葉を拾いあげ、「知ったかぶり」と「妄想」をフル回転させてレポートにする。もちろん、そのレポートが優秀賞をとったなどというメデタイ話ではない。もし先生がまともに読んでいたとしら吐き気をもよおしたことだろう。
その後の授業で近代経済学の初歩、需給曲線なるものがでてくる。要は、商品を欲しがる人がたくさん増えると値段が上がり、欲しがらなくなると値段が下がる。また、その商品が大量に供給されれば値段が下がり、供給が少ないと値段は上がるというもの。この関係をグラフにしたものが需要供給曲線というやつで、なんだか×の形になったもの。需要と供給の一致したところで価格が決まるというモノらしい。株価などが典型でしょうか。
でもね、私は先生に尋ねた、「ウォークマン(当時の音楽プレイヤーの主流)は近所の電気屋とヨドバシカメラ、秋葉原では、かなり価格が異なっている。つまり価格が定まっていないので、この理論はおかしい!」。ろくに本も読んでいないのに、文句は言うのであった。先生曰く、「理論経済学には、いくつかの前提がある。その一つが、完全知識じゃ。これは、市場にいる者は等しく全ての知識と情報を持っていて、なおかつ、最も合理的な行動をとるという前提だ。」
「完全知識」は、少しだけ読んだ本の中にも記載されていた。聞いたことのある単語が出てくると少し嬉しいものである。
しかし、23年前のこのめぐりあわせにもかかわらず、1年で経済も経営学も挫折。でも、完全知識が理論と現実の差だということは、私の学んだ数少ないものの一つとなった。
その後、この単語を思い出したのは、Windows95が誕生し、WWW(ワールドワイドウェブ)なるものを見たときだ。ヤフーJAPANが華々しく登場したときに、人間は「完全知識」を手に入れるかもしれないと感じた。
だらだら長いので、今日はここまで!
2006.09.17 Sunday
ナゴヤドーム連敗 〜でもあきらめない〜
ここまで、追い上げてきておきながらも、やはり首位だけのことはある。この2試合は、中日の地力を見せられましたね。
[ 9/17 ] 試 勝 敗 分 差
1 中 日 122 72 45 5
2 阪 神 129 70 55 4 6.0
もうダメだと思う方がいても仕方ありませんが、必要以上に落胆するのは早計、藤川球児選手は簡単に諦めるでしょうか?岡田監督は、赤星選手会長は、金本選手は?
簡単に諦めそうにない人が多いですよね。阪神ファンもそうなんです。諦めたと口走っている人も心の中で諦めていなかったり、シニカルに敗戦の原因を語りながら可能性の無さを説く人も、やっぱり諦めていなかったりする。
かつて、最下位が何年も続いていたころの話、最下位が決まった試合のすぐ後に、「さあ来年に向かって出発や」と叫ぶのが当時の阪神ファンでした。 今日現在、今季優勝の可能性もゼロじゃない中で、明日の中日戦に期待するのは、阪神ファンなら当然のこと!
厳しいとわかっているから、前を向いて進んでいく姿がより美しい。藤川球児投手の涙は、勝利の価値と同時に、負けた悔しさを背負いながらも前に進んでいく気持ちへの大切さを教えてくれたと思います。
私が子供の頃のこと、何かにつけて直ぐに諦めていたように思う。例えば水泳クラブ。当時は小学生のほぼ全員が水泳クラブに入って練習していました。単に泳げるというだけで入らされていた私は、もちろん補欠。とても学校を代表して水泳大会に出ることの出来る生徒ではありませんでした。いくらやっても速く泳ぐことが出来ない日々が続きました。「どうせ・ダメだ」と心で思い、練習にも力が入っていませんでした。
確かに、あの時、もっと気合を入れて練習していたとしても選手になることはできなかったかもしれない。そういう意味では正しいのだけど、選手になれなくとも自分にとってはどうなのか? 少しでも成長できて、次につながったんじゃないのか、とそう反省する。
阪神を応援する上で、優勝の可能性があるのに、諦めたりはしない。可能性がゼロになってから「可能性がない!」といえばいい。可能性があるのだ、明日の試合も楽しみだ。
見せてくれると思う、「虎の意地!」
2006.09.16 Saturday
泡盛の賞味期限
久々に泡盛です。
ずいぶん前に開栓したものですが25年古酒のまあまあの物!
泡盛2、水1、氷を3個。
ぐるぐる混ぜて飲むと、少しアルコールが弱くエキス分が強い。
しばらくすると、「不味い!!」
賞味期限切れか?回栓後の保管が悪いのか?
それとも氷にした水が悪いのか???
いずれにしても不味いので、いつもの芋焼酎に変更。
焼酎にも賞味期限はあるようです。
特に開栓後は劣化すると思いますね。
2006.09.15 Friday
長期貯蔵焼酎とウィスキー
さて、酒の話です。
先日、上司が突然に飲み会に「百年の孤独」を持参。
ラッキーとばかりに一杯いただく。
この酒は、麦焼酎の長期熟成で、まるでウィスキーのようであるのだが。でも、やはり麦焼酎の香りも残っている。飲んだ直後に、まずはウィスキーと同じ味わいを感じ、その後、舌の上にくっきりと麦焼酎の姿が立つ。
でも私は、その麦焼酎の香りは不要だと思う。もっともっと、百年の孤独を長期間熟成させてはどうかと思う、そうウィスキーと同じように。そうすればきっともっと練られた熟成された味になるでしょうし、不要な麦焼酎の香りも少なくなると想像する。
それでは、麦焼酎ではなくウィスキーになってしまうという意見もあると思うが、ウィスキーに近づこうがどうしようが、おいしくなればそれでいいと思う。実は、ウン十年物の泡盛は、まだ飲んだことがないのだけれど、それに匹敵するものを黒木本店には作って欲しいと思う。いや、すでに10年もの20年物を仕込んでくれているかもしれない。もしあるのなら、是非、味わいたいものです。それが、イギリスでも受けるんじゃないかと考えると楽しい。
更なる焼酎の発展を楽しみにしている。
2006.09.12 Tuesday
疲れた・・・
今日は、東京、日帰り出張!
せっかく東京に行くのに、駅と会議室くらいしか滞在しないので、全国どこに行っても同じこと。せめて、5時くらいに仕事が終われば、少しはゆとりが生まれるのだけど、目いっぱいアポ入れてしまう。
最近は、午前3時に眠るので、土日勤務で休日がないため、体の疲れが取れない。行き帰りの新幹線は、いずれも睡眠!首が痛い!!
帰宅後、録画しておいた同時多発テロ関連の番組を見たが、疲れているせいもあって、自分の力のなさを感じるだけで、気持ちが動かない。怒りも、平和に対するポジティブな思いもないし、悲しみさえ微弱にしか沸いて来ない。
きっと、疲れだ
実際、しんどい
今日は2時には、寝よう。
2006.09.11 Monday
テロと飽食
太平洋戦争が60年前、そのはるかまえから紛争は尽きません。
人間の叡智では、平和が実現できないのであれば、人間は動物以下です。動物にも縄張り争いがあったりしますが、「憎悪」に基くものではないでしょう。戦争、紛争だけでなく、猟奇的な犯罪や陰惨なイジメも人間独自のもの。猿に類似の行為は見られたりするのかもしれませんが、人間ほどの異常な行為はないんじゃないでしょうか。人間には成文法がある、国際的なルールとして、人を傷つける行為を厳しく処罰することはできないものでしょうか?
中東がどうの、米英がどうのというのではなく、人間にとって重要なものって何なのかを突き詰める国家的かつ国際的な取り組みは無いのですかね。政治で最も重要なものは、景気であるとか経済なのでしょうかね。
子供の漫画で、「ポスト小泉」を「ホスト小泉」とパロディ化していましたが、この時期にあんまりな漫画ですね。地球には、テロと同時に、こんな平和も同時に存在しています。
兵士だけでなく罪の無い子供までもが、テロや紛争が原因で命を落としているなかで、肴をつまみに酒を飲んで談笑している自分が同じこの地球上います。
再度、自分に問いたい。
「おまえは、何なんだ」
「おまえに、何ができる」
2006.09.10 Sunday
米同時多発テロ 〜飛行機のぶつからないビル〜
同時テロから5年の歳月が流れた。
「憎悪」
人が人を憎む、恨む。悲しいことです、つらいですことです。
あの日は、何も考えることができず、ただただ、テレビのニュースを深夜まで見ていました。新聞に、旅客機が激突して崩れる世界貿易センタービルの写真が大きく掲載された。
その写真を見た息子は、当時は幼稚園児、中東のテロリストと米国の関係など知る由もないが、直感的に恐怖か不安かを感じたのだろう、ショックであったのか沈黙していた。
しばらくたって、彼が画用紙に描いたのは、鉛筆のような形のビルが二つ。息子が、、「大きくなったらビルを建てる人になる。飛行機がぶつからない細いビルを作る。」と言っていたことを思い出す。
あれから5年、我が家では残虐な映像や悲惨な事件をあまり小さい子には見せない方針であるが、小学生になった息子は、「憎悪」や「紛争」を少しは認識していることだろう。
「憎悪」は、初めからあるのではなく、人間が生み出すもの。この憎悪を次の世代に繋げたくはないものだ。息子が建築家になるのかどうかは知らないが、「憎悪」を減らし、「幸せ」を増やすことのできる人になってくれることを願う。
今日、私は自分に問うた。おまえの心の中に「憎悪」はあるか? 「憎悪に近づくモヤモヤ」はないか? 私ももう何十年も生きている、テロや暴力とはレベルが違うが、心の中に憎悪の種がゼロであるとは、正直、言えない。少なくとも犯罪は憎むし、人を傷つける者を見ると「悪」であると感じる。
更に、自分に問いながら一日を過ごそう。
おい!おまえに何ができる。
2006.09.10 Sunday
ペナントレースのおもしろさ
昨日からの続きですが、ペナントレースが面白い。
この時期に、しかも首位の中日にマジックが点灯し少しずつ減っているのに、なお阪神ファンがペナントレースを楽しんでいる。
それは、まだ阪神2連覇の可能性があるからに他なりません。でも、試合内容が良いということも重要です。
今日は、残念ながら広島東洋カープは負けました。中日のマジックが一つ減りました。でも、負けはしましたが、広島VS中日の試合はおもしろかったですね。福留選手、敵ながらさすがといいたい。でも広島も粘りました、がんばりました。いい試合でした。楽しめました。
われらが阪神も逆転勝ちで、ゲーム差を維持しています。最後の最後まで楽しませてくれそうです。
最後まで諦めないよ、 選手も ファンも
Never Never Never Surrender!!
さあ、少し遅れてテレビ中継が始まります。読売テレビで、再チェックや!!
明日も、楽しむぞ!!
2006.09.09 Saturday
Viva! 広島東洋カープ!!
この日の逆転勝ちに、
私だけでなく全国の多くの阪神ファンが歓喜した事でしょう。
でも、これほどの逆転勝利です。もちろん、当の広島ファンも大興奮だったのではないでしょうか
ありがとう広島!
Never Never Never Surrender!!
本当に、最後まで諦めないって大切ですよね。
こんな日は、長期貯蔵そば焼酎
「マヤンの呟き」
でも少し苦言
こんないい試合なのに、何ゆえテレビがないのか!!
しかもラジオもないのか、広島のRCCラジオも途中で終わったのか?
インターネットラジオで聞けましたけどねっ!
2006.09.08 Friday
一喜一憂
そんな日々が続きますね。
連覇の難しさを感じます。
でも9月に入っても、Vを目指しているっていいですね。
2006.09.07 Thursday
奇跡やないんや!
巨人戦が雨で流れて、
10月7日(土)
10月8日(日)この二日間に入るようだ、
10月の巨人との2連戦。
「この日は、メイク・ミラクルですね!」などと声をかけられる。
違う、断じて違う!!
二つの意味で違う!!
まず、阪神が優勝してもそれは奇跡ではない。藤川選手のヒーインを聞いていたのか?みんなあきらめずに戦い続けているのだ。優勝したならば、それは、あきらめなかった結果であり実力なのだ。「メイク」を付けようが、奇跡などとは違う。
二つ目は、何ゆえ英語、横文字なのか?ここは日本だ、気取った東京の球団ならば、そんなフレーズも良いかもしれないが、阪神は違う、母国語でえいんや。ましてやジャイアンツが一度使ったフレーズはだめ。
逆転優勝したとしても、それは、奇跡やないんや!!
まずは、明日です。
2006.09.06 Wednesday
ミスをした。
仕事でミスをした。
たくさんの仕事が完結しないまま、バックログ抱えて、休みも少なく深夜まで、複数の仕事を平行して取り組んでいるため、余計に効率が悪いのだが、私自身の能力不足も否定しない。
以前はミスや誤りがあっても、「まさかこの僕が!」と叫んで、にわかにはミスを認めない自信家であったのが。今は素直に自分のミスと認める。実際、心当たりもあるのである。
30を過ぎて、モチベーションも低く、ギラギラした野心もない。むしろ、最近は虚しい気分になることも多い。「うつ」か
そういえば、思春期の一時、虚無感に囚われ、必要以上に落ち込んだ時期があったな。ほんの少しの間だったけど大げさに落ち込んでいた。あれは、多くの人が通過する青春の一コマなのだが、いい年して落ち込むのは甘えである。
あえて、このようにブログで、ミスを認めるのは、誰も私を責めないからだ。
私のミスだと気づく者はいないし、そもそも社内でミスが起こったことすらほとんど気づいていない。仕事が属人的でなのは層の薄い組織の悲しさか。とりあえず、社内的には、ミスをしましたと報告しただけ。
ミスと気づかれずに良いではないかと羨ましがるのは早計。そのような組織では評価の仕組みも大雑把で、逆に成果をあげても認められなかったりするものだ。
まあ、必要以上に落ち込む必要もないので、明日から少しずつ前に進もう!こんな私も、まだ夢も希望も持っていたりするのである。
「うつ」に酒は良くないというが、「プチうつ」には焼酎だな。
誰に戴いたのだったか、
宮崎県は日南市のかめ仕込かめ貯蔵、
「手作り八重桜」
肴は、しめ鯖!
さあ、飲んで寝て、明日もガンバルゾ!
2006.09.05 Tuesday
PSG(ポストシーズンゲーム)
長い議論の末に、ようやく来季の方式決定です。思えば、2004年の球界危機から、プロ野球はまだ、経営的に立ち直っていないということですね。試行錯誤は続きそうです。
パリーグのプレーオフ(P−OFF)は、首位争い、2位争い、3位争いと3〜5球団が最後まで、次のステップへのチャンスを目指して戦うことで終盤まで盛り上げました。しかしながら100試合以上戦って首位になったのに、ホークスはプレーオフで負けてリーグ優勝を逃しました。日本シリーズにも出場できませんでした。
来季からのポストシーズンゲーム(PSG)は、ポストシーズン、つまりシーズンの後の試合ですので、シーズンの覇者=リーグ優勝が決まった後の試合という位置づけですね。したがって、日本シリーズ出場権をかけて、リーグ2位3位球団が、リーグチャンピオンに再挑戦するというものです。
ポストシーズンゲーム、今季のパリーグのプレーオフの共通のメリットは3〜5球団が最後まで望みがあり、消化試合が少なくなることですが、P−OFFは、シーズン首位の評価がないというデメリットがあり、PSGは、シーズンを戦って首位になった証にリーグ優勝が残る一方、リーグ優勝球団が日本シリーズに出ないことがあるというデメリットがあり、日本シリーズに出られないリーグ優勝の価値に疑問があり、リーグ優勝球団が出ない日本シリーズの勝ちにも疑問は残ります。
とにかく、新しいルールのもとで、来シーズンは戦うわけです。どの球団も条件は同じ、勝利あるのみ。
しかし、長いシーズンを戦い抜く層の厚さだけでなく、短期決戦に強いスーパーエース級の先発投手が2人ほど必要ですね。編成計画にも影響を与えそうです。
いずれにせよ日本一を目指して、がんばれタイガース!!
2006.09.04 Monday
心を閉ざして、悲しみを避ける
うつ病で苦しむ人の話を聞いた。
症状はふさぎ込んだり元気がなくなることが多いので、傍目には単に陰気で、しゃべりの下手な奴などと思われたりする。
うつ病は、れっきとした病気であるにもかかわらず、本人すらそれを認識できていないことが多いので、心無い者には理解できないであろうし、心の鈍いものにいたっては、更に責めたりしているのだろう。
悲しみが入って来ないように、心の扉を閉ざす。
生命よりも大切なものはないのに、心を閉ざさるをえないとは、なんと不幸なことか。近年は自殺者が増えて年に3万人以上が自らの命を絶っているという。
元気出せよとか、死ぬ気になりゃ何でも出来るだろう、なんていう励ましや軽率な助言もよくないらしい。
男性ならパーッとカネでも使って派手に遊ぶとか、女性なら美しく着飾ってプチ整形して颯爽と街に出るとかすればどうかなんて考えも、当人は病気なのである。そんな気分になれない病気である。そんな行動から最も遠ざかってしまう病気なのである。
そもそも真面目で責任感の強い人が患う病気であるので、健康なときでもパーッとカネ使って派手に遊んだりしない人であったりする。
おそらく、私には何も出来ないであろう。せめて、私の言葉でうつ病になったり、症状を悪化させる人が出ないよう気をつけよう。
部下をしかるときも、見せしめのように皆の前で叱ることもあれば、呼び出して指導することもあるのだけど、なんとなく、内容と相手に応じて使い分けている。自分としては大丈夫であると思っているものの、相手の気持ちが十分わかっているかどうかの確信はない。遠くないうちに、気を使わせず、美味い酒でも飲む機会を持とうかと思う。
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