2008.11.20 Thursday
傷つける論理5 〜 政治的背景の傷害、殺人 〜
元事務次官OB宅が相次いで襲われ、山口さんご夫妻が亡くなった。吉原さんの奥様も重症である。国のために、一生懸命に働いてようやく、ゆっくりされている方々だそうである。
理屈がどうであれ、人を傷つけることは許されない。政治であろうと宗教であろうとである。むかついたのでやったというものも同じである。人間が人間を傷つける行為(不作為を含む)はなくさなくてはならないと思うし、それが理想を追求する上での第一の目的であるべきだと、私は考えている。
舛添要一厚生労働相
「仮に歴代幹部を政治的目的で狙ったテロだとすれば、許し難いことだ。卑劣な行為は断じて許せない」
米村敏朗警視総監
「極めて強い殺意がどこからきたのか。断じて許されない極めて凶悪な犯罪であり、第3の犯行を防止したい」
鳩山由紀夫幹事長
「政策に対する不満があれば民主主義の中で対話を通じて解決すべきで、テロ・暴力を認めてはならない。断固戦わなければならない」
みなさん、その通りである。
麻生総理
「単なる傷害、殺人事件なのかそうじゃないのかということが分からない」
でも、忘れないで欲しい、
政治的意図の有無にかかわらず、このような事件はなくさなくてはならない。
2008.11.18 Tuesday
格差社会(その4) 〜 北欧の福祉国家 〜
資産格差是正で福祉国家に近づくという仮説
ここのところ、格差社会を題材に、色々な方のブログにお邪魔しました。
まずは、「介護福祉専門学校講師の遥香さん」のところで、bonbokorinさんを交えた対話の中で、貧困・格差の構造問題に関して色々な気づきをいただき、資産格差は問題の根源の一つであることを再認識しました。同時期に福祉国家で有名なフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの事例をテレビやネットで見て、考えさせられました。
社会福祉士Maa-chanのブログでも北欧の福祉国家の良さが示されていますし、そこで統計と言うものに着目されていることから、私もハッとさせられました。
例えばフィンランドは、所得の半分以上が税金でもっていかれる。その分、福祉が充実している。中でも教育は基本的に無料で受けることができるし、世界でトップの教育水準を誇っています。それに福祉施設に入れない老人は皆無であるそうです。驚嘆すべきは、この国のほとんどの人が、自国の政策に満足している点です。どうでしょう。日本国・日本人とは大違いではないですか。
さて、「高い税金」と「高い福祉」がセットになっているわけだが、これは所得の再分配がしっかりとなされていることを示しています。シンプルに考えて、格差是正には避けて通れない政策です。
でも、日本では無理ですね。そんなに税金をとられては暮らしていけない人が多量に発生して、余計に不満が拡大されそうだからです。社会福祉士Maa-chanさんに習い、この点を統計的に見てみました。日本もフィンランドも国民一人当たりのGDPは同程度であるのにそれほどの税金が取れないのは、日本の高コスト体質にあると思われます。とりわけ日本の家計支出を大きく占めるのは住居ではないですか?
私が格差の原因の代表例に資産格差をあげるのも、このためです。裏づけの一つとしては、ホームレス、ネットカフェ難民、個室ビデオ店での宿泊などに象徴的に現れています。住所不定となると郵便など社会生活に支障が出るし、行政サービスも受けづらくなります。また普通の生活?をしている私を含めたサラリーマンの多くは住宅ローンや家賃とその維持費、駐車場といったコスト負担は少なくありません。
さて、統計の続きです。日本の人口密度は337人/km²、フィンランドは16人/km²であるので、20倍もの差がある。日本とフィンランドには色々と事情の違いがあるが、住居の問題は税負担できるかできないかの差に大きな影響があると推察します。
宅地や住居に関して、劇的に平等化や低廉化を進めれば、格差はきっと減少するでしょうし、その負担分を税や福祉にまわすことができれば、この国は変わると思う。たくさんの法整備が必要であると思いますが、ネットカフェ以下の低廉な住居を供給することからはじめるのも良いでしょう。バラマキ給付金の2兆円があれば3万人の家なき人に雨風しのげる部屋を提供できませんか?そして彼らからネットカフェ1か月分以下の家賃を徴収することで再起を促せませんか?ろくに仕事の無い過疎の町で村おこし的に行うのとは別次元で、国の構造を変えるくらいの規模で取り組んで欲しいものです。
ああ、長くなりました。再度整理して要点のみを主張できるようにがんばろうと思います。
【関連ブログ】
2008.11.16 Sunday
きんぴら団子
新潟県民の皆様
私、この世に生を受けて30年以上経ちますが、そのような食べ物は、初めて知りました。
出張(新潟県三条市)のお土産として「きんぴら団子」をいただいた。
秘密のケンミンSHOWという番組で紹介されたために、昨日は売り切れで、今日また買いに行ったとのこと。
和菓子同様に日持ちはしないので、さっそくいただきました。予想に反し、これが美味しい!
新潟県民の方が好まれるのもよくわかる。団子の甘さときんぴらごうぼうの甘辛さがとても良く合います。
ごちそうさまでした。
とやま製菓
【参考ブログ】
2008.11.12 Wednesday
週刊ポスト 〜自公連立は「年利59%のヤミ金政権」〜
所得制限なしの定額給付金。
景気対策になりそうも無い、究極のばら撒き政策だけれども、滞納している税金の返済のために私も頂戴する予定だ。
なので、偉そうな事は言えないが、3年後に消費税が増えることに対して反対しづらくなるな。朝三暮四のような話ですね。まさに衆愚政治と言ってよいと思います。少なくとも理性的な政策とは思えません。まあ私は、貰う物は貰っておきながらもw、政策立案能力にはダメだししておこうと思う。
それにしても、定額給付金は国民に対する接待か!?後で、それ以上の取引(消費税アップ)を求めてくるんだよね。接待や賄賂に慣れている人が考えたのだろうか、少し、その手に乗せられてしまいそうだ。
そこで、週刊ポストだ! 学年誌を出す小学館とは思えないほど酷い記事が多いのだけれど、〜自公連立は「年利59%のヤミ金政権」〜とはうまく言ったものです。3年後からずっと消費税が上がるのだから、確かにヤミ金以上にとられそうです、後で手痛い回収に遭うんだよね。追い込まれて破綻する人も出てくるでしょうね。
【関連ブログ】
2008.11.09 Sunday
格差社会(その2) 〜格差是正に関して〜
HatenaDiaryのいくつかのブログを行き来する中で、少しまとまった話をしてきました。
介護福祉 専門学校講師 遥香の日記
ここの
虐待問題の主因(貧困)―文献3
子供の貧困…親から続く「負の連鎖」
新自由主義による貧困・格差−bonbokorinさんのコメントによせて
おかげで、私なりに整理ができました。
(1)現在の社会システムは、法による補正がないと、独占・搾取・格差拡大になる。なにかの形で再分配(生活保護等福祉を含む)が必要である。
(2)事実、格差は深刻で、子の代まで親の貧困が影響する。解決すべき問題である。
(3)格差是正策には、「A.社会全体の活気を取り戻す施策」と「B.富の再分配」がある。
私は、「短期的には富の再分配は必要。ただし年収だけでなく資産(預貯金・証券や土地)もその対象なおかつ再分配の基準値とすべきである。単に減税や給付(B)だけでなく、格差是正の施策(Aの一部)も行う」という意見です。
とりわけ、私が強調したのは、個人所得よりも個人資産です。この資産格差を無視しては、格差問題はいっこうに解決しないでしょう。麻生内閣はメスを入れることの出来ない分野だと思いますが、資産格差にも目を向ける必要があると思います。
ちょっとマルクスがかってきましたか。
【関連ブログ】
2008.11.07 Friday
心筋梗塞(しんきんこうそく)
体調が悪いのは、ここのところずっと。
2003年以降、年間4000時間超の労働で勤続疲労もたまっている。死んだら過労死認定されるかな?タテマエ上は裁量労働なので無理かな。そんなことより・・・・
「死にたかぁない!!」
今日の仕事で移動中に、「背中が痛いんで、整骨院に行こうと思うんです」と話していると、大先輩から「背中!?それは心筋梗塞だよ。手足が痺れたりしていないか」と聞かれた。(実は、昨日から足がしびれている)
「そんな心筋梗塞だなんて、それだけで決め付けないでくだいよ。」などと笑いつつ、本気で心配になってきた。ネットで調べると、予兆の一つという説もたしかにある。
医者はいやだな。循環器センターとかに行けるのかな?
明日は東京出張!またまた日帰りだ!!
新幹線で発症しませんように!!!
いや、どこであっても発症しませんように・・・・
2008.11.03 Monday
言葉の軽さ
先日のエントリー「言われるとそんな気がする。」でも、思ったことですが、言葉と現実とのギャップは多少なりともあるものです。物事の感じ方は人によって異なるので、なおさら事実はわからなくなりますね。
「私は必死でやっている」という人がたまにいる。無論、大なり小なり誇張がある。「一生懸命やっているんだ」という人の大半は一生懸命やっていないと言う説もある。真に一生懸命な者は、努力や苦労をアピールする間も惜しんで努力するもんだというのが一つの理由のようだ。
事実かどうかわからない伝聞や推測による話に客観性の無い言葉が加わるともはや真理などに行き着くことはないだろう。そんな会話を繰り広げる政治家と評論家、そしてマスコミ、さらに図書やネットにも慎重さに欠くそのような言葉が渦のように拡がっている。
もちろん聞く方の読解力、経験、感じ方によっても言葉の捉え方が異なるのだから、言葉なんていうのはアテにならない。
言葉というのはむつかしい。
それもそのはずか、言葉は人の感情の一形態、複雑怪奇であるのも仕方が無いのか。
それだけに、いや、さからこそか、今までいいかげんだったのだけれど、言葉を大切にしていきたいと思う。
2008.11.03 Monday
将棋をなつかしく思う
2008.11.01 Saturday
言われるとそんな気がする。
歴史の話である。
私は、戦争を知らない子供達(ああ古い)であるので、事実を現認していない。いや、あの時代を生きた人でも事実などどれほど知りようがあるというのか。諸説あるけど平均すると3万人を虐殺したという南京事件が、数千人という人も10万人という人もいる。南京にいた兵士も洗脳されているという話も聞く。
太平洋戦争は侵略戦争であるとか無いとか、諸外国に追い込まれたとか、いろんな説を聞けば「そうかもしれない」なって、思うのである。
「防衛相、現役空幕長を更迭 論文で「侵略戦争」否定」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081031/plc0810312209012-n1.htm
二派に分かれて論争するとき、足して2で割るような決着の付け方があるので、極論に走って、相手を否定して自らを肯定する。自民と民主の争いなどでヒートアップする様子を見ると、両者が政治思想における対極的な存在であるのかと思うことさえある。(ほとんど同じであるのにね)。
歴史認識を軽視するつもりは毛頭ないけど、議論で時間だけが経っていく。大騒ぎせずに、やるべきことをやって欲しい。自衛隊には、他国に自国民が拉致されたり攻撃を受けないように護ってもらいたいし、政治家は国民生活を守り、希望を与えて欲しい。
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