2006.10.02 Monday
美しい国、日本!
昨日に引き続き、わが国の新総理大臣のお言葉について!
今日は、「美しい国、日本」という綺麗なフレーズ。
いや、いいと思うのです。このフレーズだけを見る限りにおいては、否定する要素は、ありませんね。
私の若い頃の夢は(今も夢はありますよ!)、狭義の環境をよくすることでした。例えば、公害をなくすとか、自然を守るとか、そういう仕事をしたいなと思っていました。人も動物も健全に暮らすことの出来る環境づくりに携わりたかったのです。そう、今、思い出しましたが、医師になる夢を諦めた後は、「俺は地球の医者」になるんだって言ってましたね。
その後、経営学と環境管理科学とを組み合わせることで、経済発展(経営)と環境がともによくなる制度作りなんかに興味を持っていました。
結論から言うと、挫折したのですけれどもね。
で、「美しい国、日本」。
言葉の揚げ足を取るつもりではありません。
ただ、具体的な政策が見えぬまま、先に言葉だけが踊っているように思いうのです。それに、右翼的というと大げさですが、ちょっと独善的な響きがあるんですよね。環境を守ることを目指していたものとしては、美を追求するよりも前に、醜さを減らして欲しいですね。
そして、何よりも、人ありて国じゃないのか。国の前に人
この国の人が美しい志を持つようになるための行政と立法を行なうことが大切であって、「美しい国」は、それらの結果として達成されるものじゃあないかな。
私が、役所に入って環境を守る仕事をすることを目指さずに、民間企業でサラリーマンになることを選んだ最大の理由は、サラリーマンになる方が人の生活や気持ちを、よりリアルに理解することが出来ると思ったからだった。夏休みに市役所でアルバイトをしながら環境を守るという仕事を少しだけ体験したが、街で働いている人や住んでいる人の気持ちを十分に理解していないと、本当の意味の「環境」を理解できないと今でも思っている。
安倍首相には、人あっての国ということを理解しておいていただきたいものです。私も「美しい国」をもう少し理解するために、本を読んでみようかなと思う。(読みかけのWEB2.0が終わってから)
自由な中でも、美しい「心」「志」を持つ国民であふれる国にして欲しいでものすね。
繰り返しになりますが「美しい国」を否定するものでも、揚げ足を取るつもりもありません。むしろ、結果的に「美しい国」になるように、美しい「人の心」であふれる国になるような政策を採って頂くよう、私は総理に期待します。
がんばれ、総理
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Comments
「美しい国」か「うす汚い国」か。
どうも、何か可笑しい。
北朝鮮のクソッタレが火遊びしたり、今にも石油争奪戦争がアメリカの南北で始まるのではないか?とか、イスラエルやレバノンはともかくとして、日本国内に目を向けると、ついこの間、たばこや酒の増税をやったばかりなのに、年金、福祉、医療と、真綿で国民を絞め殺しにかかっている。
石油高騰の折り、運送業界はもちろんのこと二次産業の殆どが苦しんでいる中で、物価高騰の不安を軽減する企業努力に頭が下がる思いだ、と思っていた。しかし、その手ときたら値段を据え置く換わりに、容量を減らすという姑息な手段で対応するしか手がなく、結果的に値上げと同じことになっていることを、どれだけの人が知っているのか。
一方で、総額5兆5395億円というとてつもない無駄金が、国家公務員の天下り先団体の垂れ流しじじいたちのおむつの中へ、補助金交付額として消えている。5兆5395億円だ。5兆5395億円というと一般会計予算全体が82兆円だから7%近い数字だ。
世間がいくら不景気になっても、特殊法人のじじいたちは倒産やリストラからは無縁。それどころか、彼らが生んだ負債総額を貸借対照表などを基に計算すると、382兆9416億円にものぼると言われる。つまり、国民一人当たり300万円の借金を背負っていることになるのだ。しかもそれが、日々増えている。
実態もなく、仕事もなく、ただそこへ名前を置くだけで2500万円の年収が与えられるという。
例えば、ある省庁の事務次官を58歳で退職すると、退職金は約9000万円。その後、特殊法人に8年間いたとする。年収2500万円で計算すると8年分で2億円。特殊法人での退職金は約5000万円。 更に、残りの2年間を公益法人等で過ごすとして、合計の報酬は事務次官クラスは約5億円、局長クラスで約3億円になるらしい。
普通の国民なら、一生かかっても稼げるか稼げないかの金額だ。それをたった10年で手にする。何もしないで。
このところ安倍内閣発足と北朝鮮問題に掻き消された感のある、卑しい地方行政の実態も、やっと氷山の一角が溶け出したようだが、中央も地方も、よって集って国を食い物にしているのが、紛れもない事実なのだ。
毎日、汗して納める血税。この7%近い金が、何もしない垂れ流しじじいの懐へ入ってしまうのだ。従順というかノーテンキなのか、それともそれを知らないのか。国民の多くは、対岸の火事のように日々メール交換を楽しむ。これも実態だ。
さて、「美しい国」をキャッチフレーズにした安倍新首相。
幹事長選出は大失敗であったと、就任早々、あまり評判良くなかったボンボン総理は、なんという強運の持ち主だろうか。そういう星のもとに生まれたと言う人もいるにはいる。
中国、韓国へ早々と訪問した安倍氏も、靖国問題を盾に、またぞろ不利な立場かと思われたが、そのタイミングを見計らったかのように北朝鮮の核実験が行われ、立場が逆転したかのような印象が国民には受け取れた。いかにもタイミングが良過ぎる。
前政権時、犬猿状態であった隣国のおかれる立場が、あの核実験によって一転した。幸運とは言え、ここまでは上手くいったと思う。
しかし、ここが落とし穴だ。
この運気のまま、来年の参院選挙まで雪崩れ込むとなれば、またもや自民党圧勝は確実。そうなれば、行政改革どころか、増税問題が一気に進む。官僚型自民党政治が圧倒して、再び暗闇の中でもがくことになる。「美しい国」は「うす汚い国」になるのだ。
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誰がやっても大きく変わらないのかもしれませんね。官僚で若い頃に力を発揮して偉くなって行く人は若い頃の分の給料も退職金やら再就職で後日評価されるのでしょうかね。誰がいくら貰うのが適切なんでしょうね。
色々と不満もありますが、新宰相には、とりあえず期待だけはしておきます。
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また、いずれ、このネタ書きます。
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よさそうな店ですので、ご紹介!
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環境を守ることを目指していたものとしては、美を追求するよりも前に、醜さを減らして欲しいですね。
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