2007.04.24 Tuesday
「バッテリー」（あさのあつこ）
ようやくバッテリーを読んだ。バッテリーの文庫本は５巻ほどまであるけれど、読んだのは、その一作目です。続きがあるのだけど一作目だけでも十分に楽しめました。
ジェンダーな言い草だけど、作者が女性であるためか、主人公のキャラは極端な感じもする。だけど、とても感動した。７０年代に草野球をしていた方々は、この中国地方の田舎の町での出来事が情景的にもとても共感するんじゃないだろうか。
大人の女性が書いた少年の話に、かろうじて子供の心が残るおっさんが共感した。不覚にも出張の新幹線の中で目頭が熱くなってしまいました。
さあ３０年ほど前の野球少年のみなさん、ご一読を進めます。（ア●ェリ○イトではございません）
ノラ猫の老後らしく、感想を述べますと、
「大人は子供の頃の気持ちにかろうじて戻ることが出来る。でも、老人の気持ちになることは難しい。でもまあ、大人は大人であるので、できれば素敵なおっさんであるように努力したいと再認識した。」
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映画見るのは、その後だな。
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