ノラ猫の老後

　私のブログがあまり感じよくないのは、暗い話題が多いことと、もう一つは、前回のように金の話がよく出るためだと思うのですが、「世の中の仕組み」と「人生の真実」を切り離して考えるのは困難です。そのいずれにも興味をもってブログを書くときに、私の場合は、金の話は避けて通れません。
　私自身、普段の生活では、出来る限り「きれい事」で通そうとしているので、ブログくらいは、ゼニカネの話をオブラートにくるまずに書きたいと思います。

　さて本題、努力の喚起には、自由な競争が必要だというのもわかるんですけど、それには貧しい境遇の者にも一定の機会は与えてあげねばならんでしょう。米国のサブプライムローンは、破綻してえらい影響が出ていますが、低所得層にも住宅を持てるようにという発想は悪くありません。日本では過去の住宅公団や公営住宅などが、そのような役割を果たしていたでしょう。住居があれば、ずいぶんと経済的に助かるだろうと思う。でも、貸倒れにせよ、住宅への税金投入にせよ、出すところがあれば、引き締めるところも必要なはず。ガソリン税でも、相続税、法人税、消費税でも、何かでカバーしないと帳尻が合わないですね。
　何よりも今は、人が努力を怠らず、なおかつ、夢を追う機会を失わないような仕組みがもとめられてるんですよ。だから私は、政治に少し期待しているんですよ。

　　がんばれ福田康夫首相！